
臨床では文献には載っていない、離床の思わぬ効果に遭遇することがあります。
今回はそんな経験をシェアいたします。
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先日、入院前は寝たきりだった患者さんを、リクライニング車椅子に乗せて病棟内を散歩してきました。
普段は昼間から目を閉じていることも多く、声掛けしても何の反応も示されなかった患者さんでしたが・・・
毎日リクライニング車椅子での離床を続けていると、少しずつ起きている時間が長くなり、時おり笑顔もみられるようになりました。
その姿を見て御家族もビックリ!
入院前の環境をアセスメントし、諦めずに、生活に離床を取り入れていく重要性を感じた一例でした。
文:離床推進ファシリテーター 一般市民啓発グループ
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