
健康を維持するために活動は大事といわれても、毎日動き続けるのは難しいと悩んでいませんか?
そんな悩みの解決に役立つ、つぶやきを紹介します。
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在宅の高齢者もなるべく離床した方が良いイメージがありますが、「本当に効果はあるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
そんな在宅での離床について、参考となる報告がオランダから届きました。
Rojerらは、地域の高齢者の時間や座る時間や歩数が、死亡リスクに与える影響について調査しました。
その結果、座る時間が長いと死亡リスクが約2.5倍増加し、1日の歩数が少ないと、死亡リスクが約3倍増加していました。
歩行の機会など身体活動の増進はもちろんですが、座る時間を減らすことも死亡リスクの低下と関連してということで、運動が苦手な方でも、座る時間を減らす工夫が重要と感じる報告です。
下記原典では、研究対象者の詳細な背景や、座位時間別のリスクを見ることができ、とても参考になります。
是非、ご覧ください。
Anna G M Rojer et al. Instrumented measures of sedentary behaviour and physical activity are associated with mortality in community-dwelling older adults: A systematic review, meta-analysis and meta-regression analysis.Ageing Res Rev 2020 Aug;61.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32360669/
文:離床推進ファシリテーター 研究グループ部会
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