離床祭で好評だった企画「離床愚痴大会 チーム連携Q&A」で挙がった、チーム連携に関する悩みについて、当会のE-MATファシリテーターがズバリ回答。臨床でのチーム連携の悩みの参考になること間違いなし!是非、参考にしてみてください。
【看護師からリハスタッフへの悩み相談】
Q
忙しい医師がなかなか捕まらず、安静度指示がもらえないので離床が進まなくて困ります。どのようにすればよいですか?
【日本離床学会 専門部会 E-MATファシリテーターからの回答】
A
回診時もしくはカンファレンスの時に記載の提案をしましょう。
すぐに書けない場合は、どのような指示か口頭で確認し、リスク管理としてカルテに残すことも重要です。
何も記載せずに離床してしまって全身状態の変化があった場合、〇〇さんが勝手に離床したからとなってしまうからです。
口頭指示書、カルテ入力+付箋を使用して、自分を守るためにもカルテに残しましょう。
医師が忙しいから書けないことが臨床では多いと感じます。
忙しくて書けない場合の対策として、絶対安静・ヘッドアップ30度・端座位・病室内トイレ・病棟内フリーなど、安静度の一覧表を作りチェックするだけにすると、指示を出す医師も出しやすく協力してくれることがあるので、試してみてください。
【離床チームE-MATに登録してみよう】
日本離床学会では、離床チームE-MATを募集しています。離床チームの登録をすることで、離床が可能な患者さんの早期発見や、離床に関する知識の習得と教育が進みます。また、活動マニュアルや認定シールが無料でもらえるほか、相談サイトや臨床で使えるリソース集へのアクセスも可能となります。
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皆様のご登録を心よりお待ちしております。