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【臨床クイズ】

「悩む」と「考える」の違いはなんでしょうか。

同じように聞こえる言葉であり、 私たちが日々繰り返していることですが、 実は違いがあります。

少し考えてみてください。

【臨床クイズの解答】

「悩む」は大半が、うまくいかなかった事を思い出している状態、 　「考える」は、前に進む為に次の一手を考えている状態です。

人間は1日に約60,000回思考しており、 その内の57,000回は過去を振り返っているといわれています。

過去を振り返り反省することは大切ですが、 当然ながら過去を変えることはできません。

いかに過去を活かして、先のことを「考える」かが最も重要といえます。
患者さんに過去の反省ばかりを促すような声掛けをしていないでしょうか。
部下や後輩は、昨日の失敗ばかり思い出して、 一歩踏み出せていないかもしれません。

次を「考える」ように導くためにどうすれば良いかを考えることが、 人をリードするコーチングという手法になります。

皆様の臨床の参考なることを願っております。

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