皆さん、こんにちは。編著者の原田です。現在制作中の「臨床心電図 判読上達ガイドBook」は多彩なキャラクターが登場します。今回はその中でも刺激伝導系キャラクターの一部を紹介します。
刺激伝導系を野球マンガでイメージしていくのも本書の特徴の1つです。皆さん副伝導路はご存知ですか?心房と心室の間の外側に貼りつく伝導路で、WPW症候群に存在する副伝導路はKent(ケント)束として知られています。この副伝導路をイメージしやすいように何とかキャラクター化しようと考えた結果、思いついたのが「子グマコーチ」です。
当会のベーシック心電図講座でお馴染みの、房室結節を表す「クマコーチ」の子供という設定です(笑)子グマコーチを誕生させるために、既存のクマコーチをモチーフにこのような原画を提案しました。いかがでしょうか?かわいいですよね?絵が得意ではない私なりの渾身の力作です(笑)
ただ、このままでは本に載せられないので、プロのデザイナーさんの手によってブラッシュアップされていくわけです。次回の制作秘話では、この子グマコーチがどのように生まれ変わったのかを紹介します。ご期待ください!