日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

【呼吸から必要な栄養を見積もる】間接熱量計付き人工呼吸器

栄養は急性期の患者を離床するうえで、重要な評価項目となります。

その必要性から、近年では、栄養関連のパラメーターを計測する機能を持った人工呼吸器が登場しています。

生命維持に必要な、安静時消費エネルギーREE(resting energy expenditure)を、患者の呼気ガスから分析するもので、重症で炎症の強い患者であれば、通常の患者に比べてより必要な熱量を瞬時に計算し、提示してくれます。

わかりやすい動画がありましたので、紹介いたします。

【重症患者に栄養管理が必要な理由が説明されている動画】

【呼気ガスから必要熱量を算出するシステムが説明されている動画】

https://www.gehealthcare.com/video/indirect-calorimetry-a-closer-look

この情報が皆さんの診療に役立つことを願っております。