日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

早期離床リハビリテーションの理論と実践 クイズ2

筋萎縮の離床クイズ

患者さんの早期回復のためには、筋萎縮を予防して筋を維持することが重要です。次の質問に答えて、知識をチェックしてみましょう。

Q. 筋肉が多いとなぜ患者さんの回復が早くなるのでしょうか。

選択肢:

1.筋には感染に抵抗する免疫機能があるから
2.筋肉が多いと離床が進み、活動に有利だから
3.筋肉が多いほどエネルギー貯蔵量が多いから
4.以上すべて

正解 4. 以上すべて

ICUに入室する重症患者さんはICU入室後に1週間で上肢が16.9%、下肢が20.7%の筋肉が萎縮するといわれています(図右下) 文献1) 。そのため、もともと筋肉の多い患者さん、筋萎縮を予防できている患者さんで予後が良いということになります。

上下肢の筋萎縮1)

1) Nakanishi N, Oto J, et al. Upper and lower limb muscle atrophy in critically ill patients: An observational ultrasonography study. Intensive Care Med 2018;44(2):263-264.

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