日本離床学会 - 早期離床・看護・リハビリテーション

【訪問時の指導だけで終わっていませんか?】MIH-CPプログラムという考え方

在宅の利用者さんに、自宅での離床や呼吸法、服薬などを指導しても、ちゃんと守ってくれているかな?と不安に思うことはありませんか?

そんな在宅指導のアドヒアランス(遵守率)に関して、興味深い報告が届きました。この研究では、在宅療養中のCOPDの方に対する、服薬アドヒアランス向上を目的としたMIH-CPプログラムの導入効果を調査しています。MIH-CPプログラムは在宅療養しているCOPDの方の訪問時だけではなく、訪問前には電話での事前アセスメントなどを行い、訪問後には指導された内容が問題なくできているか、フォローアップが行われるものです。

その結果、MIH-CP プログラムの導入がないグループよりも、MIH-CP プログラムを導入したグループの方が、服薬アドヒアランスが向上したということです。このプログラムの流れは、在宅での離床や呼吸指導にも応用できる、素晴らしい内容で、訪問前後のフォローアップが重要だと感じる研究です。

下記原典では、MIH-CPプログラムの詳しい内容をみることができ、参考になります。

[回復期・在宅での呼吸アセスメントと離床を学びたい方は]
12月18日(日) 10:00~16:10 ※2週間見逃し受講期間有り
モニター・検査データ不足の不安を解決
自信をもってケア・リハビリを行うための 回復期・在宅呼吸アセスメント講座
【講師】飯田 祥 先生
https://www.rishou.org/seminar/theory/r26-2022#/

皆様の申し込みを心よりお待ちしております。