心不全患者さんでも離床は大切!
わかっていても、浮腫みや息切れなど、循環が不安定だと正直“怖い”と思っていませんか?
そんな、心不全患者さんの離床に関して、意外な報告が届きました。
この研究では、離床を行った心不全患者さんについて、離床が遅れた人の特徴について調査しています。
その結果、離床の遅れには、高齢であることと、BUN、eGFRが影響していたということです。
心不全患者さんの離床を検討する際には、心機能とあわせて腎機能のチェックも重要だと感じる研究です。
下記原典では、腎機能以外のパラメータの離床への影響もみることができ、とても参考になります。是非、ご覧ください。
Koji Ishikawa et al. Clinical Impact and Associated Factors of Delayed Ambulation in Patients With Acute Heart Failure. Circ Rep. 2019 Apr 10; 1(4): 179–186.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7889457/
この情報が皆さんの診療に役立つことを願っております。
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